Knime(ナイム)

2018.08.16

KNIME Analytics Platform(以下、KNIME) はワークフロー型データ分析プラットフォームを提供するオープンソースソフトウェア。
2004年にコンスタンツ大学において、シリコンバレーで医薬品分野を専門とするソフトウェア会社からの開発者チームが、共同開発ツールとして新しいオープンソースプラットフォームの開発に着手し、作成した。チームは厳しいソフトウェアエンジニアリング基準を遵守し、KNIMEはデータの読込、変換、分析、視覚探索モデルなどの機能を含み、堅牢でモジュール性が高く、柔軟な拡張性をもつプラットフォームとなった。2006年には、KNIMEの最初のバージョンがリリースされ、いくつかの製薬会社がそれを使い始めた後に、ソフトウェアベンダーがKNIMEベースのツールを構築していった。現在、KNIMEは50カ国以上の大企業で利用されており、ユーザーは、ライフサイエンス、金融サービス、出版社、小売業者、インターネット小売業者、製造コンサルティング会社、政府、研究など幅広い業界に渡っている。
KNIMEは、「ノード」と呼ばれる機能のかたまりを線でつないで、さまざまな処理を実現する。1000を超えるノードや、数多くのワークフローサンプル、包括的な統合ツール、様々なアルゴリズムが利用できる。主要なオペレーティングシステム(Windows/MAC/Linux)に対応する無償のオープンソースソフトウェアであるため、誰でも今すぐ使い始めることができる。
【KNIME の特徴】
・1000を超えるノードが様々な機能を提供
・様々な形式のファイルの読み書き、データベースの操作
・豊富なデータ(XML、JSON、画像、ドキュメントなど)への対応
・様々ブレンドおよび変換
・数学、統計の関数
・高度な予測および機械学習アルゴリズム
・ワークフロー制御
・Python、R、SQL、Java、Wekaなどのツールの統合
・インタラクティブな可視化とレポート表示
・時系列データ解析、画像、テキスト、ネットワーク解析 など

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