昔「母さん、チャンネル変えてくれ!」今「テレビさん、自分でチャンネル変えてください!」

2019.04.02

シャープが3月29日に発売したBlu-ray Discレコーダー「AQUOSブルーレイ」は、AIアシスタントと連携し、音声でコントロールできるスマート家電として注目されている。新製品の「2B-C20BT3」など7機種が音声コントロールに対応している。
内蔵HDDが年々大容量化の一途を辿ってきたBDレコーダーは、残量を気にせず番組を録画できることでユーザーに満足感を与えてきたが、その反面、録りためてしまった番組を消化できないまま大量のコンテンツの中に埋没し、録ってあることすら忘れてしまうことが多い。AQUOSブルーレイは、「録画済み番組」だけでなく「これから放送される番組」の検索や視聴を音声操作でシンプルにできるため、大量のコンテンツの山の中から目的の番組を音声操作を使って一発で呼び出すことができる。例えば、番組名や出演している俳優などの名前をキーワードとして発話し、録画番組を検索・再生することが可能。ソフトウェアキーボードでタレントの名前を入力するといった手間が省ける。連続ドラマのようなシリーズ物を「昨日の××が見たい」などと日時を指定して探すこともできる。また、再生中の操作も可能で、長時間の放送番組(歌番組やスポーツの試合、映画など)は声で「30分送って!」といったジャンプ再生ができる。
AQUOSブルーレイに付属するリモコンに配置されたボタンによる操作と同様のことは音声ですべて行うことができるため、「カーソル移動」や「決定」だけでなく、本体の設定変更などの複雑な操作も音声で行える。
AQUOSブルーレイはGoogleアシスタントに対応しており、レコーダーをホームネットワークに接続し、専用アプリ「AQUOSスマートスピーカーコネクト」を使ってAQUOSブルーレイをGoogleのサーバに登録することで設定できる。また、Android TVを搭載した同社の液晶テレビ「AQUOS」のリモコンでも音声入力操作が行える。
(Android OSを採用するスマホはGoogleアシスタントを標準搭載しているが。iPhoneの場合はGoogleアシスタントのアプリをインストールすればAQUOSブルーレイの音声操作が可能になる)
(ITmedia『実はリモコンと同じ操作が“声”で全部できるシャープの「AQUOSブルーレイ」』2019年03月30日)

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