【2019年のAIシステム支出額予測】AIシステム市場に札束が舞う…とだけ言っておこう。

2019.04.08

IDC Japanが発表した世界全体の人工知能(AI)システム市場の支出額予測によれば、2019年の支出額は358億ドルに達し、2018年の支出額から44.0%拡大するという。また、2022年の支出額は2019年の2倍以上にあたる792億ドルに拡大し、2018~2022年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は38.0%になると予測される。
■2019年に最大の投資が予測されるAIのユースケースは
(1)自動顧客サービスエージェント(全世界で45億ドル)
(2)自動営業プロセスリコメンデーション(27億ドル)
(3)自動脅威インテリジェンス/予防システム(27億ドル)
■2019年に20億ドルを上回る支出額が見込まれる5つのユースケース
自動予防保全、診断治療支援システム、不正行為分析/調査、インテリジェントプロセスオートメーション、プログラムアドバイザー/リコメンデーション
■2019年に最大の支出が予測されるAIシステムの分野はソフトウェア
(AIアプリケーションやAIソフトウェアプラットフォームに対して約135億ドルの見込み)
■2019年に最も急速な拡大が予測されるAI支出カテゴリーはAIアプリケーション
(5年間のCAGR=47.3%と予測)
■産業別に見たAI投資
(1)小売業(自動顧客サービスエージェントやエキスパートショッピングアドバイザーなどのソリューションに対する投資額は59億ドルに達する予測)
(2)銀行(自動脅威インテリジェンス/予防システムや、不正行為分析/調査などのAI対応ソリューションへの投資額を56億ドルと予測)
以下、支出額トップ5の業界には組立製造、ヘルスケア、プロセス製造などの産業分野が続く。
(NO BUDGET『AIシステムへの支出額、2019年は44.0%増–IDC調査』2019年04月06日)

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