宇宙の数式・世界を構成するメロディ=数学(数学が得意だと年収が高くなるってよ!!)
2019.04.15
産業革命、インターネット革命以来の産業構造の大きな変革が起きようとしている世界において、従来の仕事はAIやロボットに代替されていく可能性がある。そんな中にあっての課題は、(1)子どもたちが素晴らしい未来を切り開いていくためにはどうすればよいのか?(2)大人になってからの必須の力とされる非認知スキル(「創造力」や「コミュニケーション力」、「セルフコントロール力」など)を子どものころから磨くためにはどうしたらいいのか?である。
この課題に対して、『脳科学的に正しい 一流の子育てQ&A』の著者である脳科学者の西剛志氏が、最先端の研究から分かってきた「驚くべき事実」を紹介。
幼稚園のときの語学能力(語彙力)が高い子どもが小学校になって算数ができるようになる傾向がある。言語の能力は環境によって左右されるため、子どもに語りかける言葉の量が多くなるほど、子どもの語彙力は伸びて学習能力も高まりやすくなるのだと言える。また、研究によれば、勉強ができる子とできない子の語彙力の差は、小学校1年生で「約3・5倍」、小学校6年生で「約4・4倍」になるという。
また算数嫌いで算数が得意でない子どもでも、大人になって算数が得意になるケースもあることがわかってきており、『東大生が考えた魔法の算数ノート なっとQ~』の著者・南部陽介氏や、ベストセラー『AI vs.教科書が読めない子どもたち』の著者であり数学者の国立情報学研究所・新井紀子教授の事例を紹介する。
「算数を何のために勉強しているのか」が明確になっている子どもが算数を好きになり得意になる可能性がある…という説以上に説得力がるのは、「算数ができると大人になって年収が高くなる傾向がある」という事実かも…?
(ダイヤモンド・オンライン『算数が得意になる方法はありますか?』2019年4月13日)
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