【驚愕】データサイエンティスト、早くもサバイバルゲームに突入か…
2019.06.24
AIベンチャーで働きながら執筆活動などを行うマスクド・アナライズさん(会社にバレるのがマズいため、顔出しNG)が、データサイエンティストとして生き残っていくために必要な習慣・スキル・心構えについて語った。
企業が持っているビッグデータを分析してサービス改善やマーケティングなどに役立てるデータサイエンティストへの需要は高まる一方であり、業界を問わずに争奪戦が過熱しているため、高いスキルを持つ人材には高額な給与が払われており、“21世紀で一番セクシーな職業”とされるデータサイエンティストであるが、努力を怠ったまま5~10年も経てば、スキルや知識が陳腐化してしまい、「なぜこんな人を雇ったのか?」と周囲から批判される“窓際族”にもなりかねない。
そうならないためにも、疑問がわいた時にはそのままにせず、すぐに最新の情報やスキルを調べて、理由や背景を考え、理解した知識に付加価値をつけ、第三者に向けてアウトプットする習慣を付けるべきであり、これが身に付かないと将来的に苦しむことになると指摘する。
また、古い知識を引きずったままで見当外れの意見ばかりを言っている“老害”にならないためにも、アップデートとアウトプットが重要であると指摘するマスクドさんは、SNSなどを活用して、スキルアップに必要な情報などを集めると同時に、自分なりの解釈を加えた上で情報を発信する作業によって、「データの分析だけでなく、技術論文を読んだり、事例を調べたりし、資料を作って偉い人を説得するスキルの体得」につながげているという。
「会社も個人も、最新の情報を手に入れて自分なりに理解して発信することを繰り返さないと生き残れない」「アップデートとアウトプットの重要性を理解してもらい、AIとデータサイエンスで世の中を変えていきましょう」とメッセージしりマスクドさんは、「(業界は)つらいけれど、それ以上に面白い。」と締めくくった。
(ITmedia『“生き残れるデータサイエンティスト”になるために必要な習慣とは?』2019年06月19日)
関連記事
TAG CLOUDS
TOPICS
-
手書き文字の答案をAIが採点⇒ワイの達筆についてこれるものなら…
大量の“手書き答案”をAIが98%の精度で読み取る! 小学校の新学習指導要領全面実施(2020年4月から)に向け、テクノロジーで教育にイノベーションを起こす「EdTech(エドテック)」領域を手がける企業の取り組み本格化が見込まれる。(「EdTech」は、EducationとTechnologyを組み合わせた言葉) 新学習指導要領では小学5・6年生を対象にプログラミング教育が導入されるため、文部科学省、総務省、経済産業省が、機運醸成を目指し、この9月を『未来の学び プログラミング……
2019.08.26
-
【ファッショントレンド】オーダースーツにAIソムリエ!?乗り遅れるな、おじさん
AIがお客の警戒を解く 高島屋がオーダースーツ売り場で人工知能導入の背景 高島屋、一部店舗で展開する紳士服のオーダーサロン『タカシマヤ スタイルオーダー サロン』で、人工知能(AI)を活用した接客ツール『感性AIソムリエ』を常設展開する。『タカシマヤ スタイルオーダー サロン』は高島屋が2017年から紳士服のパターンオーダーを提案するスタイルのサロンで、都市部の5店舗で展開している。 団塊世代の退職ラッシュや、職場のカジュアル化などでスーツ需要が減りつつあることに伴い、現在のス……
2019.08.26
-
【介護革命】ケアマネージャーのケアプランをAIが支援
人工知能で介護は変わるか。 福祉プラットフォームを展開する福祉ベンチャーのウェルモは、11.7億円の資金調達(シリーズB)を実施した。これで、同社が実施した資金調達の累計額は約17億円に達する。出資した主な企業は、あいおいニッセイ同和損保、アカツキ、グローバルキッズCOMPANY、コニカミノルタ、eumo、LINE Venturesなど。 ウェルモは、介護サービスプラットフォーム「MILMO」や人工知能を活用したケアプラン作成支援の「ケアプランアシスタント」、障害児童支援・教育を……
2019.08.26