最近はアレクサにまで気を使っているんです…(AI界にもマスオさん現象!?)

2019.07.01

スマートスピーカーにも礼儀は必要?イギリスの調査で判明した“無礼度”


 

AIと音声認識機能を活用して、天気予報やスケジュールを把握したり、音楽再生やライトを調節したいといった利用者の細かな要望に対応するスマートスピーカーは、グーグルの大手各社(「グーグル・ホーム」「アマゾン・エコー」「ホームポッド」など)の競争が高まるにつれて普及が進み、イギリスでは国民の11%が保有しているという。
市場調査会社Yougovは、利用者数は拡大の一途を辿りながらも日々命令され続けるスマートスピーカーの扱われ方に着目し、意識調査を実施した。
それは、「ユーザーは、アシスタントたちを人間として見ているのか、それともツールとして見ているのか?」という近未来的な疑問の投げかけだった。

■スマートスピーカーに対して失礼な態度をとったことがあるか?
YES=55%
※「常に」「頻繁に」「時々」「まれに」と頻度は異るものの、命令する立場にある者としての性分が出たことが認められた。
■スピーカーにも感謝の気持ちを持っているか?
YES=81%
※「プリーズ」や「サンキュー」といった言葉を投げかけたことがあるなど、丁寧さや感謝の気持ちを伝えることは忘れていないとみられた。
■スマートスピーカーが時々、指令内容をうまく認識しないことがあるか?
YES=女性オーナー67%、男性オーナー54%
※その理由が声の張り具合によるものなのか、センテンスの作り方によるものなのかは定かではないが、しかし、優しくしたからといってお願いを常に聞いてもらえるとは限らないことが判明。
■スマートスピーカーにも人と同じような態度で接する必要があるかどうか?
YES=38%
※過半数の58%はスピーカーへの態度をそれほど重要視していないことが判明。

日進月歩で進化しているスマートスピーカー向け技術は、AIの状況理解度がさらに高まることで、各オーナーの態度の違いも感知し始めるようになるのだろうか。その時に、スマートスピーカーと良い関係を築けるかどうかが問題だ。
(クーリエジャポン『スマートスピーカーにも礼儀は必要?イギリスの調査で判明した“無礼度”』2019年6月29

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