AI的には金融危機か・・・銀行員必死!!

2019.07.08

ロボットに仕事を奪われる前に!

世界中の銀行員がオックスフォード大学のフィンテック講座に殺到


金融業界で働く平均39歳の9000人以上(135カ国以上)が、この2年以内にオックスフォード大学の経営大学院サイード・ビジネススクールに殺到し、公開オンライン講座を受講している。銀行員たちがロボットに仕事を奪われる前に、自らが身を置く業界がどう変わるのかを理解し、そこで必要とされる技術(フィンテックやブロックチェーン戦略、人工知能といった未来の科目)を学ぶためだと考えられる。講座の1つ「フィンテック・コース」は2年間で12回開催され、4300人近い学生が受講した。
2030年までに3000億ドル(約32兆円)のコスト削減につながると見られているAIによって、アメリカでは銀行員の130万人以上が解雇されるか配置転換されることになると言われている。シティグループ(Citigroup)の投資銀行部門においては、機械が人間に置き換わることによって、5年以内に現在2万人存在するテクノロジー・スタッフやオペレーション・スタッフが半減すると予測されている。
1年ごとに11%伸びているアルゴリズム取引は2024年までに190億ドル規模に達すると見られ、金融機関はブロックチェーンに年間約17億ドルを注ぎ、世界のデジタル決済の取引額は2018年には3兆4000億ドルに達すると見られている上に、アップル(Apple)のバーチャル・クレジットカードやフェイスブック(Facebook)の仮想通貨「リブラ(Libra)」の台頭など、現在の金融業界は劇的な変化を経験している。そんな中で湧き上がる金融のプロたちのニーズにこたえるべく複数の大学が取り組んでいる。
オックスフォード大学でフィンテックを教えているHuy Nguyen Trieu氏によれば、自動化できるものは全て自動化されるはずだが、業界に変革をもたらすテクノロジーを自分のものにする正しいスキルを身につけさえすれば職を失わずに済むと考えられる。
(BusinessInsiderJapan『ロボットに仕事を奪われる前に! 世界中の銀行員がオックスフォード大学のフィンテック講座に殺到』2019年7月5日)

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