ぐちをきいたっていいじゃないか、AIだもの

2019.07.08

相田みつをならぬ「AIだみつを」が言葉くれる限定カフェ


ネスレ日本は7月4日から21日まで、「にんげんだもの」の言葉で有名な相田みつを氏の詩をAIで学習したキャラクター『AIだみつを』がオリジナルの言葉を届けてくれサービスを提供する期間限定カフェ『アイスクレマコーヒーで、ちょっと一息! AIだみつをカフェ』をオープンしている。場所は、原宿駅近くのネスカフェ原宿内(渋谷区神宮前1)。
店内に設置された『AIだみつを』の像が持つツボに向かって日頃たまったモヤモヤや愚痴を聞いてもらうことで、感情分析AIが声色や声のトーンなどを分析してココロの状態が診断され、それにぴったりの「前向きになれる励ましの言葉」を返してくれる。
分析された感情に応じて、約500種類に及ぶ相田みつをの詩を事前にディープランニングした文章生成AIが作成したオリジナルの言葉の中からその人に向けた言葉を選び出して、像の隣にあるモニターに表示する仕組み。その言葉がラテアートになって浮かべられた「アイスクレマコーヒー」(クレマ=泡)を楽しみながらリラックスすることができる。提示される言葉は、「不完全の心がいいから」「いまやり直しの日」「ぐちをこぼしたっていいじゃないか」など20種類。
ネスレ日本飲料事業本部液体飲料&ホワイトカップビジネス部の永田真一部長は「“人々を前向きな気持ちにして、次の良いスタートのきっかけにしたい”というネスカフェのブランドコンセプトが、相田みつお氏の詩のイメージと合致したことから、今回の提携が実現した」「寄り添った言葉を提供できるかもしれないし、くすっと笑えたり、どういう意味だろうと思ったりする言葉もあるかもしれないが、気分転換のきっかけになるものが『AIだみつを』でありアイスクレマだと考えている」と話す。
女性の購買が多いことから、限定カフェも女性をコアターゲットに据える。
(シブヤ経済新聞『相田みつをならぬ「AIだみつを」が言葉くれる限定カフェ 原宿「ネスカフェ」で』2019年7月4日)

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