【速報】「結婚してぇ~!世話焼かれてぇ~!」の切実な声にAI仲人

2019.07.22

22歳がAIと挑む婚活改革


婚活メディア『アモーレ』を運営する株式会社RELATION TECHNOLOGY(リレーションテクノロジー)がリリースした恋愛プラットフォーム『FANCY』を紹介する。
リレーションテクノロジー社が恋愛・婚活事業を行ってきたノウハウを元に開発し、これまでにない機能を持つ独自のAI『FancyAI』を搭載した『FANCY』は結婚相談所の仲人のような機能を備え、気になる異性の脈が「ありか否か」を判断してくれたり、ユーザーのデート中の行動についてフィードバックしてくれたりと、出会いから交際、結婚までの行動をサポートする。4月15日にAppStoreでリリースされた。
マッチングアプリは多くあるが、ネットでの出会いがきっかけで結婚する人はまだ少なく、米国では3人に1人がマッチングアプリなどで知り合って結婚するのに対し、日本は8%にとどまるという。その理由は、結婚相手の探し方が定量的な情報(年収や身長、年齢など)に偏ってしまうことや、SNSで他の異性と遊んでいる様子が見られてしまったり、自分とのデートの内容を公開されることを恐れるなどして一歩を踏み出せなくなる傾向があるからだという。
そんな時代に、「定量的な条件以外の幸せな結婚」を増やすために『FANCY』を立ち上げ、恋愛離れが懸念される若者たちの背中を押すことが目的。リレーションテクノロジー代表・髙野悠氏の母が個人で結婚相談所を運営し、成婚率58%に達するプロの仲人であったため、「人の心の機微をくみ取る仲人の技」と「現代の情報技術(IT)」をうまく融合させようというアイデアが生まれた。
マッチングしたら終わりではなく、仮交際→本交際→成婚までをきめ細かにサポートし、成功確率を押し上げるなど、仲人が長年の経験で培った知見を人工知能(AI)に学習させた『FANCY』は、好みの飲食店、ログイン時間帯、興味の対象などの情報から最も相性のよさそうな相手を紹介する。
熟練の仲人は成婚率こそ高いが年間数十組の仲介が限界であり、費用も数十万~百万円と高価である上に、仲人の高齢化で後継者がいないという危機感も孕んでいるが、『FANCY』を活用することでより多くの人が手軽に利用できるようになる。
将来的には、「この人とはこのような話題がいい」などの“攻略方法”まで助言してくれたり、まるで結婚相談所のプロが利用者にささやいてくれるようなサービスを目指す。
(NIKKEI STYLE『22歳がAIと挑む婚活改革 アプリの母はスゴ腕仲人』2019年7月20日)

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