【唖然】AIもIoTも大量に電気を食う! 大量に食うのは金もな…

2019.08.05

AI・IoTが“米国の原子力発電”レベルの電力を食い尽くす


2018年から2023年の5年間にかけて、人が使用するデータ量の上昇は毎年5%が見込まれ、マシンが要するデータ使用量は毎年70%の増加率になると考えられる。そこで問題になるのは、データの需要増加によるAI・ IoTアプリケーションの増加がもたらすエネルギー消費である。
AIの概念が社会に迅速に受け入れられ活用されるためには、①Speed of Innovation(イノベーションの速さ)②Society’s Acceptance(社会の受容)③Security & Safety(セキュリティと安全性)④Sustainability(持続可能性)の「4つのS」が必要不可欠であるが、これらに加えて基本的なインフラの整備が重要となる。
今後、コネクテッド・デバイスと呼ばれる通信機能を持つ機器はますますの増加が予測され、2030年の時点で世界で5000億ユニット、ARMでは1兆ユニットという試算が出されている。それに伴い、2018年から2023年にかけて、人が使用するデータ量は毎年5%の上昇が見込まれるが、マシンが要するデータ使用量は毎年70%の増加率になると考えられており、膨大なデータを蓄積・交換し、処理していく必要性が生まれる。
5-8Wの電力を使用する1つのデバイスが5億ユニットになると年間では12TW(テラワット)という計算になり、米国の平均的な原子力発電所の年間発電量が10TW であることを考えると、その消費電力は相当なものになる。
2025年にはAIデータセンターだけで世界の総電力使用量のおよそ1割を消費することになり、現在急速に普及が進んでいるEVも電力消費の面から普及が頭打ちになるのではという予測がある上に、自動運転システムの導入ともなれば、それはまさに「AI開発」=「エネルギー問題」と言わざるを得ない。
そこで注目されているのは「新しいメモリシステムの必要性」だと言う。
(ビジネス+IT『AI・IoTが“米国の原子力発電”レベルの電力を食い尽くす』2019年8月2日)

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